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SABTEC機構・講習会関係
WEB講座-60 「建築技術」SABTEC高強度せん断補強筋設計施工指針(2021年)
 第①回 SABTEC指針(2021年)の概要
 当機構では、建築構造技術審議委員会の技術評価による高強度せん断補強筋設計施工指針は、基本的な規定が同じであるので、それらの共通指針として、SABTEC高強度せん断補強筋 設計施工指針(2016年)を発刊している。また、2016年以降もSABTEC技術評価取得の高強度せん断補強筋が増加する中で、基礎梁鉄筋工事の施工性改善を意図して開発された中段筋基礎梁の技術評価が行われている。
 これらより、2021年までにSABTEC技術評価を行った高強度せん断補強筋の共通設計指針として、SABTEC高強度せん断補強筋 設計施工指針(2021年)が発刊された。本指針では、7章「中段筋基礎梁の設計」を盛り込み、8章「構造規定」の解説(5)に梁せいの大きな基礎梁の横補強筋フック付き重ね継手のフック配置について記載している。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2022年1月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  2022年1月号

WEB講座-59 「建築技術」東大実験によるト形接合部の終局耐力と変形性能の評価結果に関する修正報告
 本稿は、建築技術の読者より、建築技術2021年6月号の連載:AIJ規準による柱梁強度比を踏まえたSABTEC指針検証報告第2回「SABTEC指針による柱梁接合部の終局耐力と変形性能の評価」の図2(a)中のLシリーズのlag/Dc=0.5の評価結果は適切かとの質問に対する修正報告である。
 本稿では、図2(a)中での実験結果の表記方法および考察文章を修正しても、連載第②回の”おわりに”に記載した結論「SABTEC実験、東大実験、ニューテック実験によるト形、T形、L形接合部の場合、特殊条件を除き、設計で保証すべき終局耐力と変形性能はSABTEC指針の規定を満足すれば確保される」は変わらないことを示した。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年11月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  2021年11月号

WEB講座-58 「建築技術」軽量コンクリート1種を用いたCDメッシュ重ね継手・定着工法
  第②回 CDメッシュ重ね継手・定着工法設計施工要領書(2021年)
 本連載第1回「本工法開発実験の概要」に引き続き、第2回では、異形鉄線溶接金網CDメッシュ重ね継手・定着工法設計施工要領書(2021年)について紹介する。CDメッシュ重ね継手・定着工法設計施工要領書(2021年)は、昭和産業グループ14社製造のJIS G 3551(溶接金網及び鉄筋格子)の異形鉄線溶接金網CDメッシュを用いた普通コンクリートおよび軽量コンクリート1種に適用される。また、本要領書では、種々のCDメッシュ重ね継手部および定着部の配筋方法が示されている。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年10月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第②回
  2021年10月号

WEB講座-57 「建築技術」軽量コンクリート1種を用いたCDメッシュ重ね継手・定着工法
  第①回 本工法開発実験の概要
 CDメッシュ重ね継手・定着工法では、JIS G3551の異形鉄線溶接金網CDメッシュの表面節形状より、異形鉄筋SD295と同様の必要継手長さおよび必要定着長さとすることができる。一方、RC計算規準で適用対象とする丸鉄線を用いた溶接金網の場合、直交横筋の支圧効果を期待できるので、必要継手長さおよび必要定着長さを短くできる。ただし、現場では,幅1m×長さ2mまたは幅2m×長さ4mの製品を敷き並べるので、それらの製品が重なる角部では溶接金網素線が最大4本となり、その結果、床スラブの有効せいが減少する。
 本連載第1回では、軽量コンクリート1種を用いたCDメッシュ重ね継手・定着実験の概要ならびにCDメッシュの必要重ね長さおよび必要定着長さについて紹介した。本連載第2回では、異形鉄線溶接金網CDメッシュ重ね継手・定着工法設計施工要領書(2021年)について紹介する。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年9月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第①回
  2021年9月号

WEB講座-56 「建築技術」AIJ規準による柱梁強度比を踏まえたSABTEC検証報告
  第③回 柱梁強度比および強度低下率を踏まえた終局耐力と変形性能の評価
 本稿では、「AIJ規準による柱梁強度比を踏まえたSABTEC検証報告」第③回として、SABTEC実験、東大実験、ニューテック実験によるト形、T形、L形接合部の場合、特殊条件を除き、設計で保証すべき終局耐力と変形性能は、柱梁強度比および強度低下率に係わらず、SABTEC指針で規定する接合部せん断余裕度λp≧1、かつ、指針4.1節(3)の設計で想定する破壊形式とし、指針式(7.1)の接合部必要横補強筋比を満足する接合部横補強筋を配置すれば確保されることを明らかにしました。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年7月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第③回
  2021年7月号

WEB講座-55 「建築技術」AIJ規準による柱梁強度比を踏まえたSABTEC検証報告
  第②回 SABTEC指針による柱梁接合部の終局耐力と変形性能の評価
 本稿では、連載第1回のSABTEC指針検証報告の概要に引き続き、連載第1回で紹介したSABTEC実験および東大実験とニューテック実験について、ト形、T形、L形接合部の場合、特殊条件を除き、設計で保証すべき終局耐力と変形性能は、SABTEC指針の規定を満足すれば確保されることを確認しました。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年6月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第②回
  2021年6月号

WEB講座-54 「建築技術」AIJ規準による柱梁強度比を踏まえたSABTEC検証報告
  第①回 SABTEC検証報告の概要
 SABTEC機械式定着工法 RC構造設計指針(2019年) (以下、SABTEC指針と略記) による接合部せん断設計は、SABTEC評価取得の機械式定着工法開発時に行われた実験(以下、SABTEC実験と略記)を基に構築されている。SABTEC指針4.1節(1)では、柱梁接合部は、接続する柱または梁の曲げ降伏後、設計限界層間変形角RuD以上の変形性能を保証することを基本としている。
 一方、鉄筋コンクリート構造保有水平耐力計算規準(以下、AIJ規準と略記)では、20条「柱梁接合部」で柱梁強度比と強度低下率を提案している。
 本連載では、AIJ規準による「柱梁強度比」を踏まえた SABTEC指針検証報告について執筆する。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年5月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第①回
  2021年5月号

WEB講座-53 「建築技術」IKGスキップ梁工法
  第②回 IKGスキップ梁設計指針の概要
 IKGスキップ梁設計指針は,A級継手性能を取得したネジonicon鉄筋継手(伊藤製鐵所),タフネジバーグラウト継手(共英製鋼),EGジョイント(合同製鐵)を用いたスキップ梁設計指針の総称であり,IKGスキップ梁実験を基に構築されている。
 IKGスキップ梁設計指針では,基本事項を満足するスキップ梁の場合,主筋継手部の支圧強度は主筋継手周囲の付着強度の低下と相殺されるので,主筋継手無と同様,設計で保証すべき終局耐力および変形性能が確保されるとしている。本稿では,同指針による材料の適用範囲,スキップ梁の基本事項,スキップ梁のせん断設計およびスキップ梁に配置する横補強筋の検定例について紹介する。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年2月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第②回
  2021年2月号

WEB講座-52 「建築技術」IKGスキップ梁工法
  第①回 IKGスキップ梁実験
 機械式鉄筋継手を設けたRC梁では、主筋継手部に横補強筋を配置すると、設計かぶり厚さ確保の観点より、直接、主筋に横補強筋を配置する場合よりも主筋位置が梁の内側に寄り、曲げ終局耐力が減少する。この点を解消するために、伊藤製鐵所、共英製鋼、合同製鐵3社では、各社の機械式鉄筋継手を用いたIKGスキップ梁工法を開発している。
 本工法の開発に当たり、当機構は、既往スキップ梁実験を踏まえ、 IKGスキップ梁の実験計画の立案と実験結果の取りまとめ、ならびにIKGスキップ梁設計指針の作成を支援業務として行い、上記3社では、当機構が組織する建築構造技術審議委員会の技術評価を取得している。
 これらより、本連載第①回では、既往スキップ梁実験およびIKGスキップ梁実験について紹介し、第②回では、IKGスキップ梁設計指針の概要について紹介する。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2021年1月号掲載原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第①回
  2021年1月号

WEB講座-51 「建築技術」SABTEC機械式定着工法RC構造設計指針・SS7組込プログラム取扱説明書(2019)
  第④回 SS7組込プログラム適用例
 本連載第②回と第③回で紹介したSS7組込プログラムによる機械式定着の検定計算は、SS7本体であらかじめ求められた建物モデルの解析結果を用いて行われる。 この点がEXCELによる検定計算と基本的に異なる。本連載第④回では、実設計建物モデルによるRC接合部および露出柱脚基礎梁の適用例について紹介する。
(注記)
 本稿は、「建築技術」2020年11月号掲載の連載 第4回の原稿であり、㈱建築技術の了解を頂き、当機構のWEB講座に掲載したものです。
「建築技術」
  連載 第④回
  2020年11月号

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